おっくんの出来事

こんにちは、おっくんです。

カンボジアの旧ポル・ポト政権（１９７５～７９年）時代の
大量虐殺を裁く特別法廷は２３日、人道に対する罪などに問われている
元政治犯収容所長、カン・ケ・イウ被告（６７）＝通称・ドッチ被告＝
に対する最終弁論を開始したそうです
２４日に求刑が行われ、被告本人の意見陳述などを経て結審、
来年前半にもポト派裁判で初の同被告に対する判決が
言い渡される見通しだ。

ドッチ被告はポト派政権時代、プノンペン市内の
トゥールスレン収容所の所長を務め、収容された市民約１万５０００人の
大部分を死に追いやったとされているそうで、死刑制度のある国だったら
死刑間違いなしなのでしょうが、カンボジアでは死刑が
禁止されているので最高刑でも終身刑のようですね。

ポル・ポト派が死刑制度を利用して政治犯や反体制の国民を
次から次へと虐殺したことから、死刑制度がなくなったと聞きます。
なんとも皮肉なことです。
ポル・ポトについて知るには、映画｢キリング・フィールド｣を
ご覧になるとよいでしょう。

わたしもカンボジアに行ったことがありますが、
ポル・ポトの被害に遭った方たちの位牌を拝んできました。
透明なガラスケースの中に被害者たちの白骨がたくさん入っていて、
見るも無残でした。


＜カンボジア＞元収容所長に求刑　ポル・ポト派虐殺法廷
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091123-00000072-mai-int

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